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要望事項②休校園措置における公平性の担保とオンライン対応の推進

 アンケートの自由記述の行政への要望の欄では、

・「オンライン中継で授業するならタブレット端末が1つしかないので困る。子供一人一台タブレットが必要になるので、市から補填がでないと兄弟がたくさんいるところは買えない。」

・「主人のテレワークの時間とかぶってしまう」

・「学童が他の地域と違い少し費用がたくさんかかります。同じ篠山市なのに学童の預け費用で差が出るのおかしいとは思っています。」

・「学童で4年生以上は預かってもらえないので平日仕事に行けない。他の学童は6年生まで預かってもらえると聞いたので、不公平だと思う。」

・「育休中で仕事に行ってないという同じ環境下なのに、園に通っている家庭がいるので、不公平を感じる。園や市も各家庭に判断を委ねているのが無責任と思う。せめて育休中の家庭には登園自粛を積極的に促してもいいのでは?もしくは登園理由の提出などをしてもいいのでは。」

 

休校措置によって子供に家庭学習をさせる上で親の負担やストレス。

オンライン学習するにも環境が整っていないなど。

学童や保育の利用についても地域によって不公平さを感じているとの意見もありました。

 

上記意見をもとに市への要望として以下の「休校措置における公平性の担保とオンライン対応の推進」を提出しました。

 

休校措置における公平性も担保とオンライン対応の推進

 アンケート結果から臨時休校園措置により、家庭学習が余儀なくされ、保護者の心 身に多大なストレスを与えている現状がうかがえます。また、学校の対応および学童 保育の利用について、以下の対応の違いがありました。

① 学校による学習支援内容(オンライン対応 or プリント対応等)の違い

② 学童保育の利用料金および利用可能年齢の違い

 居住地域により対応に差が生じるのは、保護者に対して不公平感を感じさせている現 状があります。

市や教育委員会が統一的な方針を示し、地域により対応の差がないよ うに配慮していただきたく思います。

 また、児童・生徒 1 人 1 台端末環境の整備やそれらを活用したオンライン学習の推 進について、丹波篠山市はどのような構想または準備段階にあるでしょうか?文科省 が GIGA スクール構想を示すなか、感染症対策の側面だけでなく、新時代の新たな学 習スタイルとして ICT 環境の整備に率先して取り組んでいただくことを要望します。