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要望事項③子どもおよび保護者のこころのケア

Q6-1新型コロナウイルスの影響により、あなた自身がストレスを抱えていますか?

この問いに対し27%の方がとてもストレスを感じ、50.6%の方がややストレスを抱えているという結果でした。

 

アンケートの結果により、子どもの学力低下・コミュニケーション不足・運動不足・生活習慣の乱れなどの不安や、保護者自身の抱えるストレス、家族間の不和など様々な問題が起こっていることがわかりました。

全体の80%近くの子育て世帯の方々が何かしらのストレスを感じているのです。

 

以下、市に提出しました要望事項の本文になります。

 

子どもおよび保護者のこころのケア

 新型コロナウィルス感染症の拡大で、子どもたちおよび保護者は多くのストレスを抱えていることがアンケート調査により明らかになっています。家庭不和の顕在化や 中には家庭内暴力の懸念もあるほか、感染症に対する心配や情報不足、周囲との認識 格差により、強いストレスや気分の落ち込みを感じている保護者も存在することが分かりました。休校園措置や感染症の脅威により、子どもたちにどのような反応が出てくるのか、大人が子どもたちとどのよう向き合えばよいのか、また、保護者が自分自身に蓄積するストレスとどう向き合えばよいのか、について下記 Web ページのように市のホームページでも情報発信が必要だと考えます。

 次に、具体的な相談が必要な方への対応です。社協の相談窓口は感染症対策のために閉鎖されており、またはホームページを見てもどこに市の相談窓口があるのか、わかりにくく、助けが必要な子どもや保護者が相談したくても、具体的な行動を起こしにくい状況です。市のホームページおよび関係部署、子育て関連施設が連携をとって、こころのケアについて積極的な情報発信するほか、具体的な相談およびケアが必要な方に相談窓口の存在をわかりやすく、また利用しやすく(オンライン対応含めて)するよう改善を求めます。

 また、休校園中に学校園から児童・生徒・園児へのコミュニケーション(電話等)がもっと欲しかったという意見もありました。今後の休校園措置に備えるとともに、 再開後は、環境変化によるさまざまな影響も懸念されるところですので、児童・生 徒・園児一人一人に応じたきめ細かな対応をお願いします。

 

参照: 国立成育医療研究センターホームページ

https://www.ncchd.go.jp/news/2020/20200410.html

 

こころの耳 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト

https://kokoro.mhlw.go.jp/etc/coronavirus_info/