マイ助産師制度について聞いてみよう!

こんにちは。
今日も激しい雨が続きますね。。。

さて、先週の金曜日、『my助産師制度について聞いてみよう』
とのことで、
助産師の成瀬さん、保健師の山下さん、堂東さんをお迎えして
お話をしていただきました。
関心が高いお話だったのでたくさんの方に参加していただきました。

昨年の篠山医療センターの分娩中止を受けてからいろいろと活動をしておられ、
バースセンターの案もありましたが、医師の確保ができなかったということもあり、
妊婦さんに寄り添える、心のケアをしっかりしていこうとのことで
my助産師制度の導入に至ったのですが、

そもそもmy助産師制度とは??

ニュージーランドの制度で、
同じ助産師が、妊娠初期から出産、産後のケアを継続して提供してくれる制度です。

実際ニュージーランドでは妊娠した人は、施設ではなく、まず「人」を選ぶ。
誰とどこでどのように産むかを大事にしており、
LMC(Lead Maternity Carer)と呼ばれる、
自分の妊娠・出産・産後をトータルに診てくれる専門医を選ぶそうです。
日本でそのままこの制度を取り入れるのは難しいですが、

丹波篠山市での支援としては

産前から産後まで4回、

①母子手帳交付時
②第1回産前ケア(妊娠16~20週頃)
③第2回産前ケア(妊娠30~34週頃)
④産後ケア(赤ちゃん訪問兼ねる)

一人の助産師が妊婦さんに寄り添って支援を行うというものです。

実際に昨年の10月からハイリスクの妊婦さんには導入されていましたが、利用した方からは
助産師さんの存在が安心につながった。
このような支援は虐待や育児放棄の予防にもつながる等の声もいただいているようです。

今年の8月から全妊婦さんに導入されることが決定しました。

この制度に対して、こんな支援があったらいいなといった、意見交換もしました。

産前の支援はもちろん、産後のケアに力を入れて欲しいといった声が多くあり、

たとえば、第2子を出産時に上の子を見てくれるサービスや、ベビーシッター制度、
お買い物代行等、回数券制で、無料で皆が平等に使えるようなものがいい。
などなど他にもさまざまな意見が出ました。

時間の関係でゆっくり話し合いはできませんでしたが、

今後、もっとこの制度について、ママさんたちの思いを意見交換できるような場を
プティプリでお手伝いを出来ればと思っています。

 

※制度の説明の動画はインスタライブにて投稿していますので参加できなかった方、またぜひご覧くださいね。